子どもの才能を伸ばす近道!マズローの欲求5段階説を理解し、子どもの欲求を満たしてあげよう

子育てお役立ち情報

マズローの欲求5段階説、一度は授業で耳にしたり、本や教科書で下のような図を目にしたことがないでしょうか。このマズローの欲求5段階説は、子どもの才能を伸ばすことと密接に関係しています。

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マズローの欲求5段階説について

”マズローの欲求5段階説”とは、心理学者であるマズローが唱えた節で、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と仮定し、『自己実現理論』とも呼ばれています。人間の欲求をピラミッド状の5段階で表したものであり、低層階の欲求から順に満たされていきます。その欲求が満たされるとより高次な欲求を満たそうとする心理的行動を表しています。

生理的欲求…人間が生きるための基本的・本能的な欲求のこと。食欲・睡眠欲・排泄欲などがあげられます。これらの欲が満たされないと生命の維持が困難になります。この欲求がある程度満たされると次の階層である「安全欲求」を求めるようになります。主に動物はこの階層の欲求にとどまっていると考えれています。

安全欲求…危機を回避して、安全・安心な暮らしをしたいという欲求です。生理的欲求がある程度満たされると、次は生命の安全を求めるようになります。「衣」・「住」の部分であり、安心できる生活環境や健康面も含まれています。また、安全・安心な暮らしを維持するために経済面での安定を求めるのも安全欲求と考えられています。主に幼児にはこの欲求が顕著にあらわれるようになりますが、大人になると抑制することを覚え、自然と次の階層である「社会的欲求」を求めていくようになります。

社会的欲求…「所属と愛の欲求」や「帰属欲求」とも言われており、集団に属したい、仲間や恋人がほしいなどといった欲求を表しています。人間は安全が確保されると、自己を表現したくなりアイデンティティの形成を図るため他人と繋がろうとします。よって、この欲求が満たされない状態が続いてしまうと、孤独を感じたり社会的不安を感じ、時にはうつ状態に陥ってしまうこともあります。現代ではSNSや婚活などの結婚や恋愛のサービスが盛り上がるのは、この欲求を満たされたいという思いからきているとも考えられています。

承認欲求…他人から認められたい、尊敬をされたいと願う欲求を表しています。「自尊心の欲求」や「自我の欲求」とも言われています。人間は他人と繋がることにより、その中で自分の存在を認められたい!優秀だと思われたい!などといった出世欲などを持つようになり、この欲求が満たされると自分の存在価値に自信を持てるようになりますが、反対に満たされないと劣等感や無力感を感じるようになることがあります。承認欲求はさらに2つのレベルに分かれると考えられています。
・他者承認(低次)…他人からの評価を得たい欲求。社会的地位や名誉を求める。
・自己承認(高次)…自分で自分を認めて自信をつけたい欲求。自分の能力を磨いたり、目標を設定しようという思いが現れてきます。

SNSで他人からのリアクションを求めたり、有名人になりたいというような欲求も承認欲求に含まれます。

自己実現欲求…他人に左右されず、自分の世界観や人生観に基づいて、あるべき自分になりたいと願う欲求です。自分にしかない能力や才能をレベルアップしたい、自分の限界に挑戦したいという思いが出てきます。マズローの5段階欲求説の中核を担う概念であり、最終的にはすべての行動の動機がこの欲求のために行われていると考えられます。この自己実現欲求を達成できた人は数少ないと言われています。

※マズローは晩年、さらに高次の「自己超越」の欲求があると発表しましたが、この段階に到達しているのは全人口の2%ほどしかいないということで、一般的に5段階説とされています。

では、この5段階の欲求と子どもの才能を伸ばすことはどのように関係があるのでしょうか。

子どもの欲求を理解して満たし、才能を伸ばそう!


この5段階欲求は下層のものから順に満たされていきます。下層の欲求が満たされないと、よりレベルの高い欲求を満たそうという考えにならないとされています。

そして、子どもとのかかわり方で、ある程度の欲求は満たすことができると考えられています。
第1段階…食事や睡眠などの生理的欲求を満たし、
第2段階…安全で安心な暮らしを確保する安全欲求を満たし、
第3段階…十分な愛情を与えることや居場所を与えてあげることにより社会的欲求を満たし、
第4段階…子どものことをたくさん褒めて、認めて自信をつけさせてあげることで承認欲求を満たします。

ここまでの4段階が、足りないものを補って満たすという意味で「欠乏欲求」と言われています。第1段階や、第2段階の欲求は日常生活の中で、十分満たすことができるかと思います。

大切になってくるのは第3段階、第4段階の欲求をいかに満たしてあげることができるかどうかです。

第3段階の社会的欲求は、子どもの居場所を作ってあげたり、役割を与えることで家族の中での自分の役割を認識させたり、子どもに愛情をたくさん伝えることで満たすことができます。

第4段階の承認欲求では、何かができたら思いっきり褒めたり、認めてあげることでさらに上の自己承認欲求が芽生えるように促すことができます。

また、この段階では勉強やスポーツなどを強制してやらせようとすることはかえって逆効果になってしまうため、本人のやる気を引き出すために、お手本となる人(スポーツ選手や著名人など)を示してあげたり、なるべくサポートに徹するのが効果的です。

また社会的欲求や承認欲求を満たすことは、自己肯定感を高めることとも関係しています。(自己肯定感の高め方については下の記事に説明があります。)

そして、これらの4つの要求が満たされると、最後に第5段階の「成長欲求」である、自己実現欲求が現れてきます。
自分の持っている才能を伸ばしたい!自分の夢をかなえたい!という気持ちが現れ、他人と自分を比較することなく、自分でいろいろなことへ挑戦するようになるのです。

褒められるから頑張ろう(承認欲求)とするのではなく、自分自身の成長に喜びを見いだし、才能を伸ばすことができるようになります。

大切なのは、子どもときちんと向き合って今どの段階にいるのか把握しながら
欲求を満たしたり、サポートしたりすることなのね!!

お子さんの才能、自己肯定感を伸ばしたいと考える方は、
ぜひぜひ、試してみてくださいね!

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